忘れぬうちに夢のメモ&イラスト。ノートに書きためてる過去の夢ももったいないんで出してきます。
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lambretta★
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1986/02/12
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06 2024 / 05
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06 2007 / 07
夜を走る電車の中。
長座席に座って見ていると、正面ちょっと左の席が、ひとつ空く。
顔は白塗りで髪は真っ黒、ばさばさと結い上げられた女が、空席に子供を座らせようとしている。
しかし子供の首にmp3プレイヤーのコードが絡まってしまい、女は奇声を上げながらそれを振りほどく。
その狂ったように慌てた様子に車内がちょっとざわめく。
女は「向こうで待ってるから来なさい」と子供に言い置き、電車の連結部分のドアの向こうに消える。
子供が行くと、白い空間。
照明が見あたらぬが、ぼおっと照らされている壁や床。未来的、精神的な場所。
床の中央に直系1Mほどの丸い穴が空いておりその中に水が張られている。水はゆらゆらと緑色に輝いている。
女は子供に、「この穴の上に立ちなさい。水は浅いから立てるので平気」
と言うが、自分は何となくその穴の下は深い気がしてならない。
子供が足をおそるおそる近づけると中から手が伸びてきて彼を水の中に引き入れる。
穴の中は、水で満ちた広い空間。
光源の所在が不明な緑色の光で満ちており、その中に不気味なバケモノが泳いでいる。
すぐにそれは女の正体と知れる。
骨だけでふわふわと泳ぐそれの骨は、エナメルのように滑らかでキメの細かい感じで、
緑色の光の中泳ぐそれは優美ですらある。
子供の顔面がバケモノの顔のところに逆さまにくっついていて、彼がもうそのバケモノの一部になっているのがわかり、恐ろしい。
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