バイトの夢

　
コンビニにて。
自分は左レジに立ってる。
相方も立っているが、見知らぬ人物。
その相方の知り合いのような女性が客として来て、草色の奇妙な紙切れで商品を買おうとしている。
店内は奇妙に暗い。変に、視界が灰色だ。
屋上への階段や、コンコース下や、暗い駐輪場のようなすえた匂いを放つコンクリートのなだらかな壁面。夢の中でバイト先のコンビニはなだらかぁに伸びている。
明らかに多摩センターの巨大な地下駐輪場のイメージと交錯している。

もう一人小さい店員が自転車の山の影から出てきて、（これも見知らぬ人物）年下のくせに僕の肩に手を掛けて「もうあがれよ」という顔つきをする。
自分は不快ながらも退勤しようと思うが、思いとどまり、
戻ってそのいけすかない店員をどついて外に出す。外でも殴る、蹴るの制裁。

外から戻ると、高校時代の友人Sが制服を着て事務室に座っている。
自分は、S！と名前を叫んで懐かしい気持ち。
近況を報告。
Sがふざけて、バーコード代わりに自分の歯列をスキャンすると、事務室PCの画面に「コウモリ」という商品名が出て驚きつつこみ上げる笑い。
しかも「３匹」などと表示されていて、それがたまに「４匹」になったりする。
僕も自分の歯をスキャンすると「地球外生命体」と表示される。